基本的に普通乗用車と同じですが、書類名などが異なります

軽自動車と普通乗用車とでは、廃車の手続きに関して基本的には同じです。ただし必要となる書類の名前などが多少異なります。

まず廃車する方法は、普通乗用車の場合「一時抹消登録+解体届出」、「永久抹消登録」の2つがありますが、軽自動車も同じです。ただし一時抹消登録が「自動車検査証返納届(一時使用中止)」、永久抹消登録が「解体返納」となります。また届け出る先も、普通乗用車が運輸支局なのに対し、軽自動車は「軽自動車検査協会」となります。

用意する書類の違いは以下の通り。

・車検証
・ナンバープレート
・解体にかかわる移動報告番号(リサイクル番号)
・解体届出書

ここまでは普通乗用車と同じです。
そのほかに軽自動車だけが必要になるのは

・軽自動車税申告書

逆に軽自動車に不要なのは

・実印&印鑑証明書(代わりに認印となります)

さらに

・廃車代行業者に依頼する場合でも委任状は不要
・普通乗用車の一時抹消登録証明書にあたるものはない

以上のように、普通乗用車よりやや簡素化された手続きといえるでしょう。