内装もキレイに保つのが高額査定の秘訣

インテリア(内装)は、日頃の愛車への接し方が「正直に」出てしまいがちな部分。乱暴な使い方をしていればキズや汚れ、匂いなどがどうしても付いてしまう。車内を常にキレイにしておくのが査定アップの秘訣と言えよう。

別の見方をすれば、購入したらもう変えられないボディカラーやエンジンの種類と異なり、インテリアは普段の使い方で査定額をアップできる部分も多い。ボディタイプ別に注意点を見ていこう。

■セダン/高級感を演出する装備はプラス査定に繋がりやすい
ウッドが貼られたインパネやステアリング、本革シートなど、高級感をアップさせる人気の純正オプション装備があれば、プラス査定が期待できる。

■ステーションワゴン、クロカン&SUV/ラゲージの使い方に注意が必要
頻繁にレジャーで使用している人や、仕事で大きな荷物の出し入れをする機会が多い人はラゲージ内やリアバンパーの傷みに注意。出し入れするときに荷物をちょっと持ち上げる、あるいはラゲージ内に布やマットを敷いておくことなどするといい。

■ミニバン、ハッチバック、軽自動車/子どもの食べこぼしなどに注意
特に小さい子供がいる家族の場合は、日頃から後部座席の汚れに注意。シートの隙間や床にお菓子が落ちていたり(アメやチョコレートなどは要注意)、ジュースをこぼしたままにしておくとシミが落ちなくなる。汚れが目立つ明るい色のシート地の車は気をつけよう。

■クーペ&オープン/丁寧な運転を心がけよう
MT車の場合、AT車に比べてシフト操作=触っている時間が長いため、ノブがヤレやすくなる。またスポーツ走行をするとステアリングの扱いも激しくなることが多いため、この状態が顕著に。日頃から丁寧なステアリング操作やシフト操作を心がけてマイナスになる可能性を減らそう。

■輸入車/ウッドパネルは保管方法に注意
ウッドパネルなどの素材や接着材などが、日本の気候と合わず劣化することがある。なるべく直射日光を避けるなど保管方法に気をつけたい。

text/ぴえいる