後付した分のリサイクル料金を支払わなければ、廃車できません

そもそもリサイクル法が完全施行された2005年1月1日以降に新車登録された車は、基本的にリサイクル料金は支払い済みです。さらに施行前に新車登録された車でも、車検の期間が最長3年のため、2008年1月までに車検の際にリサイクル料金が徴収されています。つまり、現在走っている車はすべてリサイクル料金の支払いは終了しているということです。

では、なぜこのような質問が出てくるのか? それは、車を購入した後に後付けのエアバッグやエアコンなどを装着した場合は、その分のリサイクル料金を廃車時に請求されるのが一般的だからです。廃車時に支払う場合は、引き取り業者に預託するというかたちをとります。もし、ここで支払わなければ廃車することはできません。

具体的にいくらかかるのかは自動車リサイクルホームページで調べることができます。リサイクル料金検索をクリックし、車両区分や車台番号などの必要情報を入力して検索にかけてみてください。

ちなみに中古車で購入した場合に後付けのエアバッグやエアコンなどのリサイクル料金がすでに支払われているかどうかは、リサイクル券(預託証明書)を見れば確認できます。装着されているのに金額の記載がなければ、まだリサイクル料金が支払われていないということになります。

なお、カーセンサーnetではこのような物件はリサイクル料の欄に『リ追』と表記されています。