値段がつく可能性は十分ある

ひと昔前まで、初度登録から10年以上経過した古い車は、査定額がゼロ円になるどころか、逆に廃車するための手数料を取られることもあった。ところが最近では、こうした車でも十分値段がつく可能性が増えている。その大きな要因は、日本の中古車に対する海外需要の高まりにある。

通常、買取りの査定は1台あたり5分~15分程度、さらに買取店によっては本部が査定額を決定するので、さらに時間がかかることもある。当然、複数台の査定となればそれなりに時間がかかる。スケジュールには余裕をもっておきたい。

また複数台を査定してもらう場合、店頭に持ち込むなら、当たり前だが1台につき運転手が1人必要になる。それを考えると、買取店に査定に来てもらう出張査定を活用したほうがラクだろう。ただし出張査定する買取店としては1台の場合よりも時間を割くことになるので、あらかじめ何台査定してもらうのか伝えておくように。

さらに売却が決まった後、どのように車を運ぶのか(1台ずつ運ぶのか、積載車を利用するのか)など、買取店も通常とは異なるダンドリをしなければならない場合もある。買取店に査定の依頼を連絡する際に、複数台であることを伝えて、売却後の進め方についてもいろいろ相談したほうがいい。

text/ぴえいる