自分で用意しなければならないものは6種類

下取り・買取りとも、「動産」という財産である車を手放す際には各種書類が必要になる。車を購入するときにも書類が必要だが、車を手放す際はそれ以上に揃えなければならない。とはいえ、たいていは車に常備備えておくものや、お店で用意してくれるものが多い。

必要となる書類は下記の通り。実印と印鑑証明書以外はたいてい販売店が用意してくれる。印鑑証明書は車を購入するときにも必要になるので、車の買い替えで愛車を手放すなら2枚同時に用意したほうがいいだろう。

(1)実印
不動産や車などを購入する際にも必要となる印鑑のことで、契約前にあらかじめ住んでいる市区町村役場で「実印登録」をしておく必要がある。ゴム印など変形しやすいハンコ以外なら、たいてい実印として登録できる。

(2)印鑑証明書
実印が確かに登録されたものであると市区町村が証明する証書。車の売却時には、発行日から3カ月以内のものが必要となる。逆に言えば、3カ月前から用意できるから、車売却を決意した時点であらかじめ準備しておくといい。

車を購入する際にも必要になる書類なので、乗り換えで車を手放そうと考えているなら、最初から買取り用と購入用の2枚用意するとスムーズだ。

(3)自動車検査証(車検証)
いわば車の戸籍謄本。常時車内に携帯することが義務づけれられている。
◆紛失した場合:管轄の運輸支局で再発行してもらう必要がある

(4)自動車税納税証明書
毎年5月末までに納める自動車税の納税証明書。常時、車検証と共に保管しておいたほうがいい。納めていないと車を手放すことはできない。
◆紛失した場合:各都道府県の税事務所で再発行してもらう必要がある

(5)自賠責保険証
車検ごとに次の車検時までの加入手続きを行った際にもらう、加入証明書。期限が過ぎていると車を手放すことはできない。車検証と共に保管しておきたい。
◆紛失した場合:保険会社で再発行してもらう必要がある

(6)リサイクル券
自動車リサイクル法に基づくリサイクル料金が支払われていることを証明するもの。これも車検証と共に保管しておきたい。
◆紛失した場合:自動車リサイクルシステムのホームページから 「自動車ユーザー向け>自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷する。その書面がリサイクル券の代替となる

以上(1)~(6)が自分で用意しなければならないもの。 続いて、お店でたいてい用意してくれる必要書類は下記の通り。

(7)委任状
売却する車の名義変更手続きをお店に任せることを証明する書類のこと。書類に実印を押すことが必要になる。

(8)譲渡証明書
車を譲渡することを証明する書類のこと。書類に実印を押すことが必要になる。

なおローンを返済中の車は、車の所有者がクレジット会社や販売店の名前になっているはずだ(銀行などでローンを組んでお金を借り、現金一括で支払っている場合とは異なる)。この場合は、手放す前にローンを一括返済する必要がある。これらの手続きは、たいていの買取店で相談に乗ってくれるので、一度相談してみよう。

text/ぴえいる