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1) 廃車工場で車がスクラップされるまで
1) 廃車工場で車がスクラップされるまで
さあ、今日は車のリサイクル工場を訪れてみよう! いかに新車のカタログから中古車情報までをお世話するカーセンサーといえど、廃車の行く末まではめったに取り上げんから注目じゃぞ。
工場に廃車が到着すると、まずは車をチェックして“作業指示書”というものが作られる。一台一台を管理するための、いわゆる入庫台帳じゃな。車名やエンジン形式、エアバッグの数などがひと目でわかるように記載するんじゃ。
ガソリンが抜けたら、今度はエンジンオイルなどの油脂類を抜いていくんじゃ。
先のプロセスを経て、まだ使えると判断されたものが中古部品としてここに集まるのじゃ。
人の手で取り外せるものがすべて外されると、今度はニブラと呼ばれる重機で大きな部品を選り分ける。エンジンやマフラー、先ほど見えていた銅線などを、剥ぎ取っていくような作業じゃ。ここに積まれているのは、そのまま再生品としては使えないエンジンじゃな。
学君には黙っておったが、これは工場敷地内の一角にある給油所に貯蔵されておる。ガソリンの新古も、レギュラーもハイオクも、銘柄も、当然ながら混然としているために自分の車に入れるのは少々気が進まんところだが、これは工場の設備などを動かすために有効利用されている。立派なリサイクルと言えるじゃろう。
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