ワゴンR(スズキ)の買取相場情報
あなたの愛車を査定する時、買取業者は中古車買取相場を参考にします。
より高額な査定金額を引き出すために、国内最大級の中古車物件掲載数を持つカーセンサーで最新の中古車買取相場を確認して、愛車を売却する最適なタイミングを見極めましょう。
ワゴンR(スズキ)の買取・査定相場推移グラフ
- 3年落ちの買取参考価格
- 5年落ちの買取参考価格
- 7年落ちの買取参考価格
- ※買取相場は「カーセンサーネット」に掲載された物件の価格を元に独自の集計ロジックによって算出しています。
- ※本サイトに掲載している買取相場はあくまでも参考であり、その正確性について保証するものではありません。
- ※実際の査定額は車の装備や状態によって異なります。
ワゴンR(スズキ)のグレード別車買取・査定相場
-
グレード
買取相場
新車価格
年式
排気量
型式
-
104.5万円~120.3万円
183.4万円(税込)
令和5(2023)年10月~
660cc
4AA-MH55S
-
93.1万円~112.6万円
155.1万円(税込)
令和5(2023)年10月~
660cc
5AA-MH95S
-
96.7万円~111.9万円
167.5万円(税込)
令和5(2023)年10月~
660cc
5AA-MH95S
-
96.8万円~109.1万円
176.6万円(税込)
令和5(2023)年10月~
660cc
4AA-MH55S
-
96.5万円~108万円
171.1万円(税込)
令和5(2023)年10月~
660cc
4AA-MH55S
-
660 カスタムZ ハイブリッド ZX アップグレードパッケージ装着車
88.9万円~104.8万円
161.7万円(税込)
令和5(2023)年10月~
660cc
5AA-MH95S
-
75.1万円~101.1万円
162.5万円(税込)
令和1(2019)年12月~
660cc
5AA-MH95S
-
80.9万円~95.9万円
158.7万円(税込)
令和5(2023)年10月~
660cc
5AA-MH95S
-
73.9万円~95.4万円
154.5万円(税込)
令和1(2019)年12月~
660cc
5AA-MH95S
-
80.3万円~91.4万円
146.3万円(税込)
令和5(2023)年10月~
660cc
5AA-MH95S
-
75.4万円~90.6万円
141.8万円(税込)
令和5(2023)年11月~
660cc
5BA-MH85S
-
68.2万円~90.1万円
150.2万円(税込)
令和1(2019)年12月~
660cc
5AA-MH95S
-
67.9万円~81.5万円
129.5万円(税込)
令和5(2023)年11月~
660cc
5BA-MH85S
-
59.3万円~81.1万円
142.2万円(税込)
令和1(2019)年12月~
660cc
5AA-MH95S
-
660 ハイブリッド FX スズキ セーフティ サポート非装着車 4WD
58.9万円~80.9万円
131.1万円(税込)
令和1(2019)年12月~
660cc
5AA-MH95S
年式別 買取相場情報
-
年式
最新買取価格相場
1ヶ月前の買取価格相場
前月からの差額
-
2025年
73.1万円~85.7万円
76.6万円
2.8万円
-
2024年(1年落ち)
69.1万円~108.5万円
85.8万円
3.5万円
-
2023年(2年落ち)
59.5万円~75.8万円
67.1万円
1.0万円
-
2022年(3年落ち)
58.1万円~76万円
65.7万円
1.7万円
-
2021年(4年落ち)
53.3万円~83.6万円
57.1万円
13.4万円
-
2020年(5年落ち)
41.7万円~74.9万円
54.5万円
3.2万円
-
2019年(6年落ち)
31.6万円~56.3万円
42.3万円
0.1万円
-
2018年(7年落ち)
27万円~66.2万円
47万円
-1.1万円
-
2017年(8年落ち)
26.3万円~73.4万円
47.7万円
-0.9万円
-
2016年(9年落ち)
14.6万円~41.5万円
24.8万円
0.7万円
-
2015年(10年落ち)
12.5万円~36.6万円
23.5万円
1.1万円
-
2014年(11年落ち)
10.1万円~34.4万円
20.9万円
0.2万円
-
2013年(12年落ち)
9万円~33万円
19.5万円
±0万円
-
2012年(13年落ち)
4.5万円~27.4万円
13.3万円
0.3万円
-
2011年(14年落ち)
4.5万円~17.4万円
9.1万円
1.3万円
走行距離別 買取相場情報
-
走行距離
最新買取価格相場
1ヶ月前の買取価格相場
前月からの差額
-
10,000km以下
64.2万円~95.4万円
79.8万円
±0万円
-
10,001~20,000km
39.8万円~77.5万円
58万円
0.7万円
-
20,001~30,000km
29.8万円~69.7万円
43.6万円
6.2万円
-
30,001~40,000km
21.2万円~54.7万円
34万円
4.0万円
-
40,001~50,000km
18.3万円~49.6万円
33.3万円
0.6万円
-
50,001~60,000km
15.2万円~43.8万円
28.7万円
0.8万円
-
60,001~70,000km
10.1万円~29.7万円
21.4万円
-1.5万円
-
70,001~80,000km
9.8万円~28.2万円
17.3万円
1.7万円
-
80,001~90,000km
5.8万円~18.7万円
17.5万円
-5.2万円
-
90,001~100,000km
3.4万円~10.8万円
16.4万円
-9.3万円
-
100,001~110,000km
5.6万円~18.8万円
9.5万円
2.7万円
-
110,001~120,000km
6.1万円~19.1万円
3.7万円
8.9万円
-
120,001~130,000km
6.7万円~20.4万円
12.5万円
1.1万円
-
130,001~140,000km
5.2万円~18.7万円
11.4万円
0.6万円
-
140,001~150,000km
5.4万円~16.7万円
10.3万円
0.7万円
-
150,001km以上
3万円~24.9万円
9.8万円
1.9万円
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STEP1
愛車情報を
入力して
査定申し込み
STEP2
買取店から
電話、メール
でご連絡
STEP3
査定額を
比べて売却先
を決める
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ワゴンR(スズキ)の実際の査定額
-
ワゴンR グレード不明
- 査定額
- 1万円~3万円
- 売却額:
- 3万円
-
ワゴンR グレード不明
- 査定額
- 3万円
- 売却額:
- 3万円
-
ワゴンR グレード不明
- 査定額
- 3万円
- 売却額:
- 3万円
-
ワゴンR 660 スティングレー T
- 査定額
- 5万円~50000万円
- 売却額:
- 50000万円
-
ワゴンR 660 ウィズ 車いす移動車 リヤシート無 電動固定式
- 査定額
- 3万円~13万円
- 売却額:
- 3万円
-
ワゴンR グレード不明
- 査定額
- 5万円
- 売却額:
- 5万円
-
ワゴンR 660 FT リミテッド
- 査定額
- 4万円
- 売却額:
- 4万円
-
ワゴンR 660 A
- 査定額
- 2万円~4万円
- 売却額:
- 4万円
-
ワゴンR 660 FX
- 査定額
- 3万円
- 売却額:
- 3万円
-
ワゴンR 660 スティングレー L
- 査定額
- 1万円
- 売却額:
- 1万円
ワゴンRを高く買い取ってもらうポイント
ポイント1:グレード
3代目が販売されていた2007年5月以降、ワゴンRには標準車と「スティングレー」がラインナップされています。標準車は多くの世代に受け入れられるシンプルなデザインに、「スティングレー」はシャープなイメージのスポーティなデザインを採用しているのが特徴。また、2017年2月にフルモデルチェンジした6代目は、シンプルな標準車、きらびやかで押し出し感のある「スティングレー」のほか、スポーティで上質な雰囲気の「FZ」という3つのデザインが用意されました。「FZ」は2022年8月のマイナーチェンジで廃止され、新たに「カスタムZ」が登場しました。
ワゴンRは6世代にわたり生産されているため、時代によってグレード展開や装備内容に差があります。基本は量販グレードの「FX」、装備が充実したFZを用意。「スティングレー」はノンターボの「X」とターボモデルの「T」がラインナップされます。
購入時にどのグレードを選ぶか迷ったら、リセールバリューも考慮に入れてみましょう。装備が充実した上位グレードを選んでおけば、売却時に高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。
一方でワゴンRのような利便性に優れた軽自動車は、日常の足として使いたいと考えている人も多くいます。その場合、グレードにこだわらずに価格重視で選ぶ人もいるので、エントリーグレードや廉価グレードでも買い取ってもらえる可能性が高くなります。
ただし、グレードによる価格差は、年式や走行距離、車の状態などによっても変わります。ワゴンRを売却する際には、複数の買取業者に査定を依頼し、自分の車のグレードがどれくらいの価値があるのかを把握することが大切です。
ポイント2:年式
ワゴンRに限らず、車は一般的に年式が新しいものほど高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。これは中古車を探す際に少しでも新しいものを買いたいと思う人が多いから。また、クルマの技術は日進月歩で進化しているため、新しいものほど先進安全装備が充実していたり、燃費性能がいい傾向にあります。
軽自動車の場合、1年経過する事に買取相場は数万円から10万円程度下がる傾向にあります。例えば、同じグレード、同じ走行距離のワゴンRでも、6代目と4代目では、6代目の方が高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。もし、あなたが現在ワゴンRの購入を検討していて、売却時の条件を少しでもよくしたいのであれば、なるべく新しい年式のモデルを選ぶことをおすすめします。ただし、新しいモデルは中古車価格が高いので、購入時と売却時の価格差を考えながら選ぶことをおすすめします。
車は売却のタイミングも重要です。「そろそろ買い替えようかな…」と思ったら、なるべく早く行動に移しましょう。迷っている間に年式が古くなり、買取価格が下がってしまう可能性があるからです。
買取額は年式だけでなく走行距離や車の状態、色や装備内容などが複雑に絡んで決まるため、年式が古くなったからといって諦める必要はありません。生産から10年以上経ったものでも、状態がよかったり人気の色だったりすれば思わぬ高値で買い取ってもらえる可能性もあります。また、業者がお客さんからワゴンRを買いたいと相談されている場合も、すぐに売却できるので高値で買い取ってもらえることもあります。これらは業者と話をしないとわからないので、まずは査定に出してみましょう。
ポイント3:走行距離
中古車を買う際、年式とともに多くの人が注目するのが走行距離です。購入時はなるべく走行距離が少ないものが欲しいと思うのが心情。そのため走行距離が少ないものほど中古車は高く販売でき、買取でも走行距離が少ないもののほうが高値で売却できる可能性が高くなります。
買取でプラス査定になる走行距離は、一般的に1年間で1万km以内と言われています。また、走行距離が5万km、10万kmといった節目を超えると買取相場が一気に10万円くらい下がってしまうこともあります。
これは車の機関系部位へのダメージがある「印象」が出てくるから。昨今の車は耐久性が高くなっているので、5万kmくらいなら機関系に不具合が出ていないものが多いのですが、多くの人が「大丈夫かな」という印象を持つと、その分中古車の販売価格を下げないと売れなくなるため、買取価格にも影響が出てくるのです。
走行距離が10万kmを超えてくると大掛かりな整備が必要となる消耗部品が交換時期になったり、樹脂製部品に割れなどが出てくることもあるので、買取相場が下がってしまいます。もし節目の走行距離に近づいているなら、超える前に売却を検討したほうがいいでしょう。
ただし、走行距離が多いからといって諦める必要はありません。定期的にメンテナンスを行い、その履歴が残っていれば、走行距離による減額を抑えられる可能性があります。
また、距離が多くても内外装の状態が良ければそちらが評価されて買取価格が高くなるケースもあります。また、ワゴンRのような軽自動車は、いわゆる「足グルマ」として使うことを考えている人もいるため、距離を気にせず買う人もいます。そのため、普通の車だと値段が付けづらい走行距離でも買い取ってもらえることもあります。
ワゴンRを売却する際は、走行距離だけでなく、車の状態全体をアピールすることが大切です。具体的には、定期的なメンテナンスを受けてきた、エンジンオイルやタイヤなどを適切に交換してきた、洗車や車内清掃をこまめに行っていたということをアピールすることが有効です。特にターボ車はこまめなオイル交換が肝になるので、きちんとメンテナンスしていた人はそれをアピールしてください。
走行距離は、車の価値を判断する上で重要な要素の一つですが、それだけが判断材料ではありません。日頃から車のメンテナンスをしっかり行い、状態を良好に保つことで、高価買取が期待できるようになります。
ポイント4:ボディカラー
多くの車はパール系やブラック系が人気。これは軽自動車にも当てはまり、ワゴンRだとスティングレーやカスタムZ、FZのようなエアロ系グレードではこの傾向が強くなります。
理由は車が持つ高級感や押し出し感とマッチするから。高級ミニバンやプレミアムセダンと同じ理屈です。またエアロ系グレードだと紫系や赤系など、きらびやかでスポーティな色も人気があり、高値で買い取ってもらえる可能性があります。
外装の状態も影響するため一概には言えませんが、パール系や黒系だと他の色より10万円程度高く買い取ってもらえるケースもあります。
標準車も白系や黒系が人気。また、シルバー系や淡いブルー系もどんなシーンにも合わせやすい定番色であるとともに、汚れが目立ちづらい色として人気です。逆に淡いピンク系やゴールド系は好みが分かれます。そのため、査定士は思い切った買取価格を提示しづらく、白系や黒系より低めの査定になるケースが多くなります。
ボディカラーは、車の状態によっても印象が変わります。こまめに洗車をしてきれいな状態を保ち、傷や汚れが目立つ場合は購入したお店や整備工場に修理を依頼するなど、日頃から車のメンテナンスを心掛けることが大切です。ホコリや花粉などがボディについたまま長期間放置していると、ボディにシミのようなものが残ることもあります。
ボディカラーは、ワゴンRの印象を大きく左右する要素の一つです。自分の好みや車の用途に合わせて、最適なカラーを選び、大切に乗りましょう。
ポイント5:内装・外装の状態
ワゴンRを少しでも高く売却したいのであれば、内装と外装の状態に気を配ることが重要となります。内外装は店頭に並ぶ中古車で真っ先に目に入ります。車の印象を大きく左右する部分なので、買取額にも影響してきます。
査定士は車の周囲を回り、ボディのキズや塗装の剥げなどをチェックします。当然キズや剥げはマイナスポイントになりますが、公道を走ってきた車は新車ではないので、走っているうちに飛び石や砂ボコリなどでどうしても小さなキズはついてしまうもの。
査定前にそれらを全部直そうとしても、それにかかった費用ほど査定がプラスにならないこともあります。また、「中古車は小さなキズがあるのは仕方ない」と思っている人も多いので、仮に小キズがあったとしても直さずそのままの状態で店頭に並べ、お客さんから希望が合った場合のみ直すというケースもあります。そのため、目立たない小キズならそのまま査定をお願いしてもいいでしょう。
ワゴンRのような軽自動車だと細い路地裏を走る機会も多いので、運転に自信がない人は電柱などに車をぶつけてしまうこともあります。大きなスリキズや凹みなどは、それを付けた段階で修理を依頼するのが得策です。塗装の剥げを放置するとボディにダメージを与える可能性がありますし、凹みは部位によってはドアの開閉などがしづらくなることもあります。放置したままの状態で査定すると査定額は大きくマイナスになる可能性が大。ただ、査定直前に修理しても修理費用のほうが高くなる可能性があるので、そのまま査定してもらったほうがいいでしょう。もし気になるなら事前に業者に問い合わせてみることをおすすめします。
外装を修理したことがある場合、査定時に変に隠さないほうが得策です。普通の人にはわからなくても、たくさんの車を査定してきた人は、どこを修理したかすぐに見抜きます。「バレなければラッキー」と隠していると査定士は「他にも隠し事があるかもしれない」と警戒し、渋めの査定になることもあります。
キズなどと同じくらい大事なのが、日頃の手入れや保管状態です。ホコリや花粉などを放置したままだと塗装を痛めることもあります。また、太陽の紫外線も塗装を痛める原因になります。こまめに洗車をしていた、ガレージ保管だったなどのプラス要素は積極的にアピールしましょう。
内装も外装と同じくらい重要なポイント。シートやドアトリムなどのシミや汚れは査定時のマイナスポイントになります。また、製造から10年以上経ったワゴンRだと、内装の樹脂部分が経年劣化で割れたりすることもあります。これらは気付いた段階で修理するのがベストですが、査定までそのままにしていたのであれば、マイナス査定にはなりますがそのまま査定を依頼したほうがいいでしょう。
内装で気をつけたいのがニオイ。エアコンのカビ臭、タバコ臭、ペット臭などは一度染み付いてしまうとなかなか取れず、査定に大きな影響を及ぼす可能性があります。
内装・外装をきれいに保つことは、高価買取に繋がるだけでなく、車を気持ちよく乗り続けるためにも大切です。日頃から、こまめな洗車やワックスがけ、定期的な車内清掃を心掛けることが大切です。
ポイント6:その他、ワゴンRの査定でポイントになる点
ワゴンRをはじめとする軽ワゴンは、室内空間の広さが魅力。人気の軽スーパーハイトワゴンほどではありませんが、十分な広さがあるため、レジャー用途で選ぶ人も多いはず。
たくさんの荷物を積んで出かけると、走行時の揺れにより荷物が荷室で動き、荷室側面の樹脂部分にキズが付いてしまったり、荷物の出し入れを繰り返すうちにカーペットが擦れてしまうことがあります。また、アウトドアで遊んで濡れたものをそのまま積み、自宅に戻ってから手入れをしないでいると、異臭の原因になることもあります。
乗員スペースの汚れやニオイが査定でマイナスになるのと同様に、荷室の汚れやキズ、ニオイも査定ではマイナスポイントになります。普段から荷室にマットや布を敷いておく、汚れたものや濡れたものを積んだら手入れをすることで、マイナス査定のリスクを減らすことができます。
ワゴンRの売り時を見極めるコツ
ワゴンRを高額で売却するには、市場の需要や価格変動を見極め、最適なタイミングで売却することが重要です。ここでは、ワゴンRを高額査定につなげるための具体的なポイントをご紹介します。
高額査定が期待できる時期
ワゴンRを売却するのに最適なタイミングの一つは、新生活シーズン前にあたる1~2月です。この時期は、新年度の開始に向けて車を購入する人が増え、中古車市場が活発化します。特に3月中に車が納車されるスケジュールで車を探す人が多いので、その時期に店頭に並べることができる1~2月は商品をたくさん店頭に並べるために買取に力を入れるのです。
特にワゴンRのように小さくて運転しやすく、燃費性能が高い車は、新大学生や新社会人などが初めての車として選んだり、子どもが保育園に通うので送迎用の車が欲しいという人々からの需要が高まります。その分、買取価格の上昇が期待できます。
また、この時期は販売店が決算時期に当たるため、新車の販売も強化されます。するとこの時期に買った車は数年後の2~3月に車検を迎えるため、車検を機に車の買い替えを考える人が増えます。
また、ボーナスシーズンも、ボーナスを頭金に車の購入を考える人が増えます。一般的に夏のボーナスは6~7月、冬のボーナスは12月。車を高く売却したいならその1ヶ月前、遅くても数週間前に売却するのがおすすめです。逆にボーナス時期を迎えてから売却すると、売却した車が店頭に並ぶのがボーナス商戦を終えた後になる可能性もあり、査定では不利になります。
反対に、売却に不利なタイミングと言われるのが、夏休みやゴールデンウイークなどの長期休暇の前。この時期は多くの人が車の買い替えよりも買った車で遊びに行くことを考えているので、中古車店は閑散期になります。そのため、買い取ってもすぐにうれない可能性があるため、査定は渋くなりがち。最近では長期休暇の時期にお店が休みになる販売店も増えています。
買取価格が下がるリスクのあるタイミング
買取査定に大きな影響を及ぼすのが走行距離。1年間で1万kmを超えるとマイナスになりやすくなると言われますが、それ以上に大きく影響するのが、5万kmや10万kmといった走行距離の節目。たとえば4万9000kmと5万1000kmでは走行距離が2000km しか変わりませんが、査定額が10万円以上変わることも珍しくありません。
また、走行10万kmを超えると大掛かりな作業が必要になる消耗品が交換タイミングを迎えたり、樹脂製パーツの劣化が目立つようになります。軽自動車も昔に比べると内装パーツの品質は高くなっていますが、それでも経年劣化はどうしても出てしまいます。これは人気のワゴンRでも避けられません。
また、年式が古くなるほど市場価値が低下します。走行距離と同じように、初度登録から5年、10年といった節目を経過すると、買取価格が大きく下がるケースがあるため、売却を考えているなら早めに検討することをおすすめします。
市場需要に基づいたタイミング
現在、日本で販売されている新車の4割が軽自動車になります。需要が高い理由は税金などの維持費の安さにあります。これだけ人気があると当然中古車でも需要が高く、新しい車はもちろん、古い車でも買取では有利になっています。
またガソリン代が高騰すると、低燃費車への注目が高まります。ハイブリッド車はもちろん、軽自動車も燃費性能に優れるため、ガソリン高騰時代では買取で有利になります。
しかもワゴンRは6代目にマイルドハイブリッド、5代目の後期型にはマイルドハイブリッドの前身機能であるS-エネチャージを搭載したグレードが設定されています。これらは燃費にかなり利くため、高値買取が期待できます。
フルモデルチェンジ前後での価格変動
買取査定を依頼する際は、フルモデルチェンジのタイミングにも注意が必要です。新型が発表されると、旧型から新型に乗り換える人が増えるため、中古車試乗に旧型の供給が増加し、一時的に買取価格が下がる傾向があります。
中でも軽自動車は届出済未使用車が多くあり、フルモデルチェンジされるとたとえ走行距離が少なくても旧型の届出済未使用車になってしまいます。そうなると現行型よりも相場を安くしないと売ることが難しく、これが旧型の中古車相場(=買取価格)
を下げる要因の一つになります。
例えば、5代目ワゴンRから6代目ワゴンRへの切り替え時期には、一時的に5代目の買取価格が下がりました。モデルの切り替わりタイミングを避けることで、高額査定を狙いやすくなります。
車検と売却タイミングについて
どの車も車検をパスしないと公道を走ることができません。車検では車検費用のほか、整備費用、自動車重量税、自賠責保険などが必要になります。ワゴンRをはじめとする軽自動車は税金などが安いのがメリットですが、それでも車検時にはある程度まとまったお金が必要になるため、中古車では車検が残っている車の人気が高くなります。
車検が切れる直前よりも、ある程度(3~6ヵ月)車検が残っているタイミングで売却したほうが高査定を期待できます。
ただし、高く売却したいからとわざわざ車検を通してその直後に売却するのは、車検にかかる費用のほうが高くなる可能性が高いのでおすすめしません。
ワゴンRのモデル別買取参考情報
-
【初代(1代目)】1993年~1998年式(平成5年~平成10年式)
CT21S/51S / CV21S/51S型- モデルの概要
- 1993年に登場した初代ワゴンRは、軽自動車に革命をもたらしたモデル。ワゴンR以前の軽自動車は車内が狭くて当たり前。広いのが欲しいなら軽ワンボックスという感じでした。ワゴンRは乗用車タイプで全高を高くすることで広い室内空間を確保。当時流行していたステーションワゴンのような感覚で乗れる軽自動車として登場し、爆発的にヒットしました。ワゴンR以降、軽自動車も居住性に優れたモデルが当たり前になっていきました。
デビュー時は前席のドアと助手席側のリアドア、テールゲートという4ドアスタイルでしたが、1996年のマイナーチェンジで5ドアがカタログモデルに加わりました。1997年にはシフトノブをコラムATにして前席のスペースを拡大したワゴンRコラムが、1998年にはスタイルにこだわったワゴンRエアロRRがラインナップに加わっています。
ひとつ忘れてはいけないのは、初代ワゴンRは現在の軽自動車規格以前のモデルであること。そのため、ボディサイズが今の軽自動車より小さい全長3295×全幅1395×全高1640mmになります。
- 人気が高いグレード
- いわゆる大衆モデルのファミリーカーなので、ベーシックなグレードが人気でした。4ドアはグレード名がRから始まり、後期型から設定された5ドアはグレード名がFから始まりますが、5ドアでエアコンやパワーステアリングなどが標準装備されたFXやターボモデルのFTが人気でした。
- 市場価値
- 初代ワゴンRはデビューから30年以上経過し、しかも旧軽自動車規格のモデル。現在では中古車がほとんど流通しておらず、また、今でも乗り続けているという人も少ないはず。2代目以降のモデルでもかなり安く中古車を探すことができるので、わざわざ古いワゴンRを買おうと考える人は極めて少ないでしょう。
そのため買取査定はあまり期待できない状況ですが、軽自動車は年式や走行距離にこだわらず探している人もいるため、値段が付く可能性もあります。また、内外装の状態がよく走行距離が少ないものだと、希少性が評価されて買い取ってもらえるケースもあります。
-
【2代目】1998年~2003年式(平成10年~平成15年式)
MC21S/11S/22S/12S型- モデルの概要
- 1998年10月、現在の軽自動車規格に移行されました。2代目ワゴンRはこの規格に合わせて開発されたモデルです。初代よりもボディサイズは拡大され、ホイールベースも延長されましたが、デザインは初代のイメージを受け継いでいます。
初代同様に4ドア(グレード名の最初がR)と5ドア(グレード名の最初がF)が用意されました。また、エアロパーツを装着してスポーティなイメージを強調したワゴンR RR(ダブルアール)も用意。RRも4ドアのRRと、5ドアのRR-Fが用意されました。
エンジンはNAとターボをラインナップ。標準車ではターボ搭載車はグレード名にTが付き、RRはすべてターボモデルになります。トランスミッションは標準グレードが3ATで上級グレードが4AT、他に5MTも用意されました。
2001年11月の改良で運転席と助手席のSRSエアバッグが全グレード標準装備となっています。
- 人気が高いグレード
- 2代目ワゴンRは、デビュー時には4ドアと5ドアがラインナップされ、1999年10月の改良で標準車は全グレード5ドアになりました。ただ、RRには4ドアも設定されました。2000年12月にはすべて5ドアになっています。
標準グレードでは装備が充実したFMやFX、RRではRRリミテッドが人気でした。
- 市場価値
- 2代目ワゴンRもデビューから25年以上経過しているので、中古車市場での流通量は極めて少なくなっています。現在乗っていて売却したいという人もほとんどいないでしょう。
そのため初代同様に買取査定はあまり期待できない状況ですが、軽自動車は年式や走行距離にこだわらず探している人もいるため、値段が付く可能性もあります。
-
【3代目】2003年~2008年式(平成15年~平成20年式)
MH21S/22S型- モデルの概要
- 初代から続く箱型デザインを継承しつつ、2代目が丸みを帯びたスタイルだったのに対し、3代目ワゴンRは角を強調したデザインになりました。ルーフの長さも2代目より長くすることで、軽自動車規格が決まっている中で室内空間が広げられたのもポイントです。
また、ドアの開口部が広がったことで乗降性がアップ。シートも前後スライド量を20mm長くして位置調整がしやすくなったことで、大人4人が快適に乗れる軽ワゴンになりました。上級グレードにはチルトステアリングと運転席のシートリフターが備わります。シフトノブはステアリング横から出ているコラムシフトですが、シフト形状を変更して操作性が高められました。
この世代から新しいプラットフォームを採用し、サスペンションなども新しくなりました。これにより走行中の振動を抑制。乗り心地が良くなりました。
- 人気が高いグレード
- 標準車はエントリーグレードのFA、量販グレードのFX、ターボを搭載したFT、オートエアコンが装備された最上級グレードのFSの4種類、RRにはSターボ(最高出力60ps)を搭載するRRと、直噴ターボ(最高出力64ps)を搭載するRR-DIがラインナップされました。ただ、FSは2004年12月の改良で廃止になりました。
標準車には2004年1月に特別仕様車としてアルミホイールを装備し10mmローダウンしてスポーティな印象をまとったFXリミテッドが発売されました。2004年7月にはターボ版のFTリミテッドも発売されました。
2005年9月のマイナーチェンジで、グリルや前後パンパーのデザインを一新。インパネカラーは明るいグレーになり、広がり感を演出しています。
人気があったのは装備が充実したFXと特別仕様車のFXリミテッド。スポーティな外観が与えられたFX-Sリミテッドも注目されました。RRは、64psを発揮する直噴エンジンのRR-DIが注目されました。
2007年2月には新しいコンセプトのワゴンRとして、スティングレーがデビューしました。これまでエアロ系のグレードはRRが担っていましたが、RRは標準車をスポーティな雰囲気にまとめたという感じ。対してスティングレーは標準車とは外観が大きく異なり、スポーティなだけでなく高級感が与えられているのが特徴です。スティングレーにはNAエンジンのXとターボエンジンのTが用意されました。スティングレーのイメージに合うのはターボモデルになります。
3代目ワゴンRはまだ中古車の流通量も多くなっています。もっと新しいワゴンRでも手頃な価格帯があるため高値での買取は難しいですが、古くても値段が付く可能性は十分にあります。
- ボディカラーごとの評価
- 標準車、スティングレーともに、白系とブラック系が人気。また、どんな場所にも似合い汚れが目立ちにくいシルバー系の需要もあります。
3代目ワゴンRはデビューから20年以上経つモデルなので中古車相場がかなり安くなっていて、しかも個体により走行距離にかなりの差があります。そのためボディカラーだけで査定額の差を見極めるのは難しいですが、白系や黒系は概ね5万円程度は高く買い取ってもらえるかもしれません。
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【4代目】2008年~2012年式(平成20年~平成24年式)
MH23S型- 2010年(15年落ち):4万円~20.1万円
- 2011年(14年落ち):4.5万円~22.8万円
- 2012年(13年落ち):4.5万円~23.5万円
- モデルの概要
- 4代目ワゴンRは基本的な形状を初代から踏襲しながら、よりスタイリッシュなデザインが与えられました。特に大きく変わったのがヘッドライトです。縦型のヘッドライトがより大型で立体的なデザインになりました。これは当時の流行を色濃く反映した部分です。ボディラインもサイドのプレスラインに高級感が与えられ、質感の高さが伝わるデザインになっています。
標準車が縦長のヘッドライトなのに対し、ワゴンRスティングレーは横長のヘッドライトあと厚みのあるフロントマスクで、クールな印象が与えられています。フロントグリルはスケルトンクローム仕様になっていて、左右のヘッドライトと一文字につながるデザインに。リアのコンビネーションライトは高級感のあるアルミ蒸着塗装で仕上げられました。
この時代の軽自動車はまだ13インチタイヤを履くのが普通でしたが、ワゴンRのスポーティグレードであるFXリミテッドとFTリミテッドは14インチアルミホイールが、スティングレーのTSには15インチアルミホイールが奢られました。
インテリアはワゴンRがライトグレー、スティングレーはブラックの内装で、スティングレーには高級感のあるシルバー加飾が施されました。
インテリアで3代目から大きく変わったのはシフトノブがコラムシフトからインパネシフトに変わったこと。これにより操作性が格段に向上しただけでなく、見た目もスタイリッシュになりました。
また、車の土台であるプラットフォームが新しくなり、先代よりホイールベース(前後のタイヤ間距離)が延長されました。これにより室内長と前後乗員感距離が拡大されています。
見た目の進化だけでなく居住性、快適性も大きく進化したのが4代目ワゴンRです。
- 人気が高いグレード
- 4代目ワゴンRは以下のグレードが用意されました。
・FA:エントリーグレード
・FX:プライバシーガラスやキーレスエントリーなどを装備した量販グレード
・FXリミテッド:14インチタイヤとアルミホイール、キーレスプッシュスタートなどを装備
・FTリミテッド:FXリミテッドのターボモデル
ワゴンRスティングレーには以下のグレードが用意されました。
・X:スティングレーの量販グレード。NAエンジン
・T:ターボモデル。オーディオスイッチ付き本革ステアリング、パドルシフト付き7速CVTなどを装備
・TS:Tに15インチアルミホイール、インテリアブルーイルミネーション、SRSカーテンエアバッグとフロントシートSRSサイドエアバッグなどを装備
新車時は価格などのバランスがいいFXが人気でしたが、中古車では装備が充実しているFXリミテッドが人気。スティングレーはターボモデルの人気が高くなります。
4代目ワゴンRの買取相場は、年式、走行距離、グレード、状態などによって異なりますが、おおむね数万円から数十万円が目安となります。
- 市場価値トレンド
- 4代目ワゴンRは中古車市場で総額20万~100万円程度で販売されています。ボリュームゾーンは総額50万円以下になるため、買取査定では高額の提示が難しいのが現状です。一方で維持費のやすさに加え、昨今の燃料代高騰により燃費のいい軽自動車の需要が高まっていることや、公共交通機関が少ない地方部での需要が高いことから、低年式の軽自動車でも必要としている人が多くいます。
4代目ワゴンRは軽自動車の中でもメジャーな存在なので、高値は難しくても値段が付く可能性があります。「多走行・低年式だから」と諦めるのではなく、まずは買取業者に相談してみましょう。
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【5代目】2012年~2017年式(平成24年~平成29年式)
MH34S/44S型- 2012年(13年落ち):8.1万円~35.1万円
- 2013年(12年落ち):9万円~39.6万円
- 2014年(11年落ち):9.5万円~44万円
- 2015年(10年落ち):12.5万円~48.1万円
- 2016年(9年落ち):14.6万円~53.8万円
- 2017年(8年落ち):17.7万円~34.3万円
- モデルの概要
- 2012年9月に登場した5代目ワゴンRは、初代ワゴンRが軽自動車の概念をガラッと変えたのと同じくらい、エポックメイキングなモデルでした。
標準車のデザインが4代目からのキープコンセプトなので、パッと見た感じだけではどこが変わったのかわからない人もいるはず。でも中身は劇的に進化しています。
大きな変化をもたらしているのが、新しく開発されたプラットフォームです。
スズキは2014年に登場した8代目アルトから、「HEARTECT(ハーテクト)」というプラットフォームを投入しています。HEARTECTは骨格を滑らかにつなぐことでシンプルな形状としています。さらにサスペンションの部品も骨格の一部として利用するとともに、骨格同士が結合する強い部分を部品の固定場所にすることで、補強部品が少なくて済む構造になっています。これらにより車の基本性能と大幅な軽量化を両立し、ボディ剛性も向上しました。
5代目ワゴンRのプラットフォームはHEARTECTへとつながっていくもので、なんと4代目ワゴンRよりも最大70kgもの軽量化を達成。また、剛性も高められていて、とても軽自動車とは思えない上質でしっとりした乗り味を実現したのです。
2012年登場の5代目ワゴンRと、前年に登場したホンダ N-BOXの乗り心地が劇的に進化したことで、これ以降に登場するスズキとホンダ以外の軽自動車も普通車に匹敵する乗り心地で登場。「軽自動車の乗り心地はどこか安っぽい」というイメージがほぼ無くなりました。
- 燃費性能
- 5代目ワゴンRでもうひとつ大きなトピックだったのが、燃費性能を高めるさまざまな技術が盛り込まれたことでした。
「スズキグリーンテクノロジー」の名付けられた技術は、以下の3つから成り立っています。
・ENE-CHARGE(エネチャージ)
鉛バッテリーに加え、高効率なリチウムイオンバッテリーと高効率・高出カのオルタネーターを併用した減速エネルギー回生機構システム。減速時のエネルギーで発電し、その電気で電装品を動かす。
・新アイドリングストップシステム
走行中にアクセルから足を離した時から燃料をカットし、13km/h以下になると自動でエンジンを停止し、燃料消費を抑える。
・ECO-COOL(エコクール)
アイドリングストップ中はエアコンが作動せず送風状態になるが、蓄冷剤を通して冷風にすることで、車内の温度上昇を抑える。
アイドリングストップはスズキ以外のメーカーでも積極的に採用されていましたが、スズキのアイドリングストップはエンジンの停止時間を長くするために13km/h以下とかなり早いタイミングからエンジンが停止し、また、再始動の振動も少ないのが特徴です。
また、ワゴンRは4代目の後期でトランスミッションに燃費性能に優れたCVTを搭載したグレードを設定しました。そして5代目にフルモデルチェンジして、全グレードCVTになりました。
5代目ワゴンRはこれらの技術や軽量化などにより、JC08モード28.8km/Lという軽ワゴンNo.1の低燃費を達成しました。
5代目ワゴンRは2014年8月にマイナーチェンジを実施。このタイミングでエネチャージが「S-エネチャージ」に進化します。S-エネチャージはISG(モーター機能付き発電機)を搭載し、減速時に蓄えた電気で加速時にISGがモーターアシストを行うことで燃料消費を抑制する機能です。S-エネチャージは現在ではマイルドハイブリッドと呼ばれています。
S-エネチャージ搭載車はJC08モード32.4km/Lを達成ました。
- 人気が高いグレード
- 5代目ワゴンRには以下のグレードが用意されました。
<前期型>
・標準車
FX:ベースグレード
FXリミテッド:前後のスポイラー、オートエアコンなどを装備した上級グレード
・ワゴンRスティングレー
X:NAエンジン搭載
T:ターボエンジン搭載
<後期型>
・標準車
FA:装備を簡素化したエントリーグレード
FX:エネチャージを搭載した量販グレード
FZ:S-エネチャージを搭載した上級グレード
・ワゴンRスティングレー
X:NAエンジンでS-エネチャージを搭載
T:ターボエンジンでエネチャージを搭載
S-エネチャージは6代目からマイルドハイブリッドと呼ばれる、エポックメイキングな機能。そのため、前期型と後期型では性能がかなり異なります。燃費性能にこだわる人からは、後期型のS-エネチャージ搭載車が人気。ただ、エネチャージ搭載車でも燃費は十分いいと言えるでしょう。
前期型ではオートエアコンを搭載したFXリミテッドの人気が高く、売却時もFXより高値査定が期待できます。
5代目ワゴンRの買取相場は、年式、走行距離、グレード、状態などによって異なりますが、おおむね10万円から70万円が目安となります。
- 市場価値トレンド
- 5代目ワゴンRは中古車市場で総額20万~120万円程度で販売されていて、総額50万円以内で買える中古車も多く流通しています。手頃な値段で買えるのは前期型が中心。逆に言えば、前期型はデビューから10年以上経過していることもあり、高額査定は難しいかもしれません。でもこれまで説明してきたように軽自動車はさまざまな理由から需要が高いため、査定額を出してもらえることは期待できます。
後期型はS-エネチャージ搭載グレードはもちろん、エネチャージ搭載グレードも前期型より高値で買い取ってもらえるはずです。
-
【6代目】2017年式~(平成29年式~)
MH35S/55S/85S/95S型- 2017年(8年落ち):26.3万円~87.1万円
- 2018年(7年落ち):27万円~86.7万円
- 2019年(6年落ち):31.6万円~94.9万円
- 2020年(5年落ち):41.7万円~96.9万円
- 2021年(4年落ち):47.4万円~102.8万円
- 2022年(3年落ち):51.3万円~114.1万円
- 2023年(2年落ち):59.5万円~115.3万円
- 2024年(1年落ち):69万円~121.5万円
- 2025年(0年落ち):73.1万円~85.7万円
- モデルの概要
- 5代目ワゴンRの後期型で搭載されたS-エネチャージは、6代目で「マイルドハイブリッド」になりました。S-エネチャージとの違いはアイドリングストップ後の発進時やアクセルもブレーキも踏まずに走行している際に、最長10秒間のモーターによるクリープ走行ができるようになったことです。特に発進時は多くの燃料を消費するため、ここをモーターで走れるようにしたことで、燃費性能が5代目以上によくなっています。マイルドハイブリッドが搭載されているグレードは、グレード名に「ハイブリッド」が付きます。
5代目で新しくなったプラットフォームは、6代目で新たにHEARTECT(ハーテクト)を採用。軽量・高剛性のプラットフォームも燃費に利いているのはもちろん、走りの質感も高くなっています。
軽自動車では標準車とカスタムグレードを用意しているものが多くありますが、6代目ワゴンRは標準車、上級グレードのハイブリッドFZ、スティングレーと、異なる3つのデザインが用意されました。
・標準車(FA、ハイブリッドFX)
これまでの縦長ヘッドライトから、四角をモチーフにしたヘッドライトに変更。全体のイメージも四角を感じさせるものになり、世代を超えて長く乗り続けられる飽きのこないデザインになっています。
・ハイブリッドFZ
フロントグリルから続く横基調のラインで上下2段に分かれたスポーティーなデザインのLEDヘッドライトを採用。スポーティで押し出し感のあるイメージのデザインになっています。
・スティングレー
ボディ後方に向かって延びるLEDヘッドライト、大きな開口部が特徴的なフロントバンパー、メッキ加飾とブラックパール塗装のフロントグリルなどで、迫力を感じさせるデザインに仕上げられています。
3種類の外観デザインに合わせてインテリアカラーも変えられていて、それぞれの世界観を車全体で感じることができるようになっています。
2022年8月のマイナーチェンジでは、ハイブリッドFZが廃止され、新たなモデルとしてカスタムZが登場しました。カスタムZはハイブリッドFZよりスクエアさを感じさせるデザインになり、クールなイメージが強調されています。
軽自動車は限られたスペースの中に大小さまざまな収納を設置して使い勝手を高めているのが特徴。歴代ワゴンRにも便利な収納が多数あり(中でも助手席座面下にある収納が秀逸です!)、6代目ワゴンRではリアドアに傘入れを設置するなど、新たな収納が用意されたのも面白い部分です。
そして先進運転支援システムが充実したのも6代目ワゴンRの特徴。衝突被害軽減ブレーキのデュアルセンサーブレーキサポートや誤発進抑制機能、車線逸脱警報などが用意されました。前期型ではスティングレーの上級グレードに標準装備、ハイブリッドFZ・ハイブリッドFX・スティングレーのエントリーグレードはオプション設定でした。2019年12月以降は基本的に標準装備となり、別途「スズキセーフティサポート非搭載車」が設定されました。
- 人気が高いグレード
- 6代目ワゴンRは以下のグレードが用意されました。
<前期型>
・標準車
FA:マイルドハイブリッド非搭載のエントリーグレード
ハイブリッドFX:マイルドハイブリッド搭載の量販グレード
ハイブリッドFZ:押し出し感のあるデザインを採用した上級グレード
・ワゴンRスティングレー
L:マイルドハイブリッド非搭載の、スティングレーのエントリーグレード
ハイブリッドX:マイルドハイブリッド搭載の量販グレード
ハイブリッドT:マイルドハイブリッドとターボを組み合わせたスポーティグレード
<後期型>
・標準車
FX:マイルドハイブリッド非搭載グレード
ハイブリッドFX-S:マイルドハイブリッド搭載グレード
・ワゴンRカスタムZ
ハイブリッドZX:NAエンジン搭載グレード
ハイブリッドZT:マイルドハイブリッドとターボを組み合わせたグレード
・ワゴンRスティングレー
ハイブリッドT:マイルドハイブリッドとターボを組み合わせたスポーティグレード
ワゴンRにはビジネス用途などのために価格を抑えたグレードが設定されていて、それにはマイルドハイブリッドが搭載されていません。前期型ではターボ車はスティングレーのみに設定されていましたが、後期型ではスティングレーとカスタムZにターボが用意されます。また、後期型になりスティングレーはターボ専用グレードになりました。
6代目ワゴンRの買取相場は、年式、走行距離、グレード、状態などによって異なりますが、おおむね30万円から110万円が目安となります。
- 市場価値トレンド
- 6代目ワゴンRは先進運転支援システムが充実し、マイルドハイブリッドで燃費性能を高めたモデル。軽自動車はスライドドアを搭載したスーパーハイトワゴンの需要が高くなっていますが、ワゴンRも家族で使うのに十分な室内空間が確保されているので、買取の需要は十分あります。
6代目ワゴンRは新しいモデルなので、高年式車は走行距離が少ないものも多いはず。そういう車は高年式・低走行という複数のプラス要素が組み合わさって高額査定が期待できます。
- *1 本文中記載の平均買取相場はカーセンサー簡単ネット車査定クチコミから、各買取業者で車を売却されたユーザー様に第三者機関経由でご回答いただいたアンケートの情報をもとに調査、集計の上掲載しています。買取査定価格は年式や走行距離、装備、車体色、機関・機能や内外装の状態などによって1台ごとに異なり、その価格を保証するものではありません。ご検討の際は必ず各買取業者へご確認ください。
- *2 カーセンサーネットにおける問い合わせ数などで人気を判定しています
- *3 本文中記載のスペックはすべて新車発表時のメーカーカタログ値です
- *4 運転支援システムの機能には限界があります。路面や天候などの状況によっては作動しない場合があります。機能を過信せず安全運転を心掛けてください
- (文・高橋 満 構成・BRIDGE MAN)
ワゴンRの基本スペック
全長 ![]() ホイールベース 全高 ![]() 全幅 |
最高出力 | 49~64ps |
---|---|---|
燃費(10.15モード) | -km/L | |
燃費(JC08モード) | 23.4~33.4km/L | |
駆動方式 | FF/4WD | |
排気量 | 657~658cc | |
乗車定員 | 4名 | |
環境対策エンジン | H30年基準 ☆☆☆ H30年基準 ☆☆☆☆ |
|
燃費基準達成 | R12年度燃費基準85%達成車 R12年度燃費基準80%達成車 |
ワゴンR(スズキ)を売却した人のクチコミ
ワゴンR(スズキ)の他グレード詳細
英数
- 660 100万台記念限定車
- 660 20周年記念車
- 660 20周年記念車 4WD
- 660 21世紀記念スペシャルFMエアロ 4WD
- 660 250T
- 660 250T 4WD
- 660 250X
- 660 25周年記念車 スティングレー ハイブリッド Xリミテッド
- 660 25周年記念車 スティングレー ハイブリッド Xリミテッド 4WD
- 660 25周年記念車 ハイブリッド FXリミテッド
- 660 25周年記念車 ハイブリッド FXリミテッド 4WD
- 660 25周年記念車 ハイブリッド FZリミテッド
- 660 25周年記念車 ハイブリッド FZリミテッド 4WD
- 660 A
- 660 B
- 660 C2
- 660 FA
- 660 FA 4WD
- 660 FA スズキ セーフティ サポート非装着車
- 660 FA スズキ セーフティ サポート非装着車 4WD
- 660 FC
- 660 FG 4WD
- 660 FM
- 660 FS 4WD
- 660 FT
- 660 FT 4WD
- 660 FT リミテッド
- 660 FT リミテッド 4WD
- 660 FT-S リミテッド
- 660 FT-S リミテッド 4WD
- 660 FTエアロ
- 660 FX
- 660 FX 4WD
- 660 FX アイドリングストップ
- 660 FX セットオプション装着車
- 660 FX セットオプション装着車 4WD
- 660 FX リミテッド
- 660 FX リミテッド 4WD
- 660 FX リミテッド II
- 660 FX リミテッド II 4WD
- 660 FX リミテッド アイドリングストップ
- 660 FX リミテッド レーダーブレーキサポート装着車
- 660 FX リミテッド レーダーブレーキサポート装着車 4WD
- 660 FX リミテッドII
- 660 FX レーダーブレーキサポート装着車
- 660 FX レーダーブレーキサポート装着車 4WD
- 660 FX レーダーブレーキサポート装着車 セットOP装着車 4WD
- 660 FX レーダーブレーキサポート装着車 セットオプション装着車
- 660 FX-E
- 660 FX-E 4WD
- 660 FX-S リミテッド
- 660 FX-S リミテッド 4WD
- 660 FX-T 4WD
- 660 FZ
- 660 FZ 4WD
- 660 N-1
- 660 N-1 4WD
- 660 RG
- 660 RR
- 660 RR 4WD
- 660 RR バージョンV
- 660 RR-DI
- 660 RR-DI 4WD
- 660 RR-F
- 660 RR-S リミテッド
- 660 RR-S リミテッド 4WD
- 660 RR-SWT
- 660 RRリミテッド
- 660 RRリミテッド 4WD
- 660 RS
- 660 RS 4WD
- 660 RV
- 660 RX
- 660 RX-B
- 660 ウィズ 昇降シート車
- 660 ウィズ 昇降シート車 4WD
- 660 ウィズ 昇降シート車 FX
- 660 ウィズ 昇降シート車 FX 4WD
- 660 ウィズ 昇降シート車 FZ
- 660 ウィズ 昇降シート車 FZ 4WD
- 660 ウィズ 昇降シート車 カスタムZ 4WD
- 660 ウィズ 車いす移動車 リヤシート付 手動固定式
- 660 ウィズ 車いす移動車 リヤシート付 電動固定式
- 660 ウィズ 車いす移動車 リヤシート無 電動固定式
- 660 エアロ RR
- 660 カスタムZ ハイブリッド ZT
- 660 カスタムZ ハイブリッド ZT 4WD
- 660 カスタムZ ハイブリッド ZX
- 660 カスタムZ ハイブリッド ZX 4WD
- 660 カスタムZ ハイブリッド ZX アップグレードパッケージ装着車
- 660 カスタムZ ハイブリッド ZX アップグレードパッケージ装着車 4WD
- 660 コラムターボ
- 660 スティングレー DI
- 660 スティングレー Jスタイル
- 660 スティングレー Jスタイル 4WD
- 660 スティングレー L
- 660 スティングレー L 4WD
- 660 スティングレー L セーフティパッケージ装着車
- 660 スティングレー L セーフティパッケージ装着車 4WD
- 660 スティングレー T
- 660 スティングレー T 4WD
- 660 スティングレー T MD/CDプレーヤー装着車 4WD
- 660 スティングレー T オーディオ装着車
- 660 スティングレー T オーディオ装着車 4WD
- 660 スティングレー T レーダーブレーキサポート装着車
- 660 スティングレー T レーダーブレーキサポート装着車 4WD
- 660 スティングレー TS
- 660 スティングレー TS 4WD
- 660 スティングレー TS オーディオ装着車 4WD
- 660 スティングレー X
- 660 スティングレー X アイドリングストップ
- 660 スティングレー X 4WD
- 660 スティングレー X MD/CDプレーヤー装着車
- 660 スティングレー X オーディオ装着車
- 660 スティングレー X オーディオ装着車 4WD
- 660 スティングレー X レーダーブレーキサポート装着車
- 660 スティングレー X レーダーブレーキサポート装着車 4WD
- 660 スティングレー ハイブリッド T
- 660 スティングレー ハイブリッド T 4WD
- 660 スティングレー ハイブリッド X
- 660 スティングレー ハイブリッド X 4WD
- 660 スティングレー リミテッド
- 660 スティングレー リミテッド 4WD
- 660 スティングレー リミテッドII
- 660 スティングレー リミテッドII 4WD
- 660 ナビスペシャルターボ
- 660 ハイブリッド FX
- 660 ハイブリッド FX 4WD
- 660 ハイブリッド FX スズキ セーフティ サポート非装着車
- 660 ハイブリッド FX スズキ セーフティ サポート非装着車 4WD
- 660 ハイブリッド FX セーフティパッケージ装着車
- 660 ハイブリッド FX セーフティパッケージ装着車 4WD
- 660 ハイブリッド FX-S
- 660 ハイブリッド FX-S 4WD
- 660 ハイブリッド FZ
- 660 ハイブリッド FZ 4WD
- 660 ハイブリッド FZ セーフティパッケージ装着車
- 660 ハイブリッド FZ セーフティパッケージ装着車 4WD
- 660 ミキハウスバージョン
- 660 リミテッド
- 660 リミテッド 4WD
- 660 リミテッドII
- 660 リミテッドII 4WD
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STEP3
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買取店からの返信
お世話になっております。 株式会社ネクステージでございます。 この度はネクステージをご利用いただきまして誠にありがとうございました。 弊社ではワゴンRのような軽自動車の専門店を展開している関係もあり、大変得意な車種となっております。軽自動車の他にもミニバンやSUV、輸入車などの各種専門店を展開しているため、また機会がございましたら是非お力添えできれば幸いでございます。 今後とも宜しくお願い申し上げます。